JAZZジャズ名盤店

　遅まきながらご紹介致します。

　ちなみに、フィンガー５がカバーしていて「個人授業」キティMME - ASIN: B00005FESWの10トラ目に収録（ジャクソン５の曲もカバー）されているので、こちらも併せて聞いてみてはいかがですか？　
歌詞を見て新たな発見！　めちゃくちゃ楽しい1枚
　シリーズ第6作は18曲中7曲が説明不要の米国No.1ヒット(2,3,4,14,15,16,17曲目)、2曲がNo.2ヒット（5.6曲目)であり、その他日本独自のヒット曲を織り交ぜながらワクワクさせる選曲となっている。

　米国ではチャート的に全く振るわなかったが日本では特別に人気のあったものとしては、

・1曲目｢気になる女の子」は2分に満たないが、「アン・アッ・ア〜ン」のキャッチーなフレーズやシャウトはしないものの印象的なベース・ラインが後のパンク・ロックみたいで疾走感のある曲。

・7曲目「落葉のコンチェルト」はロマンチックな題名やメロディーとは裏腹に、One Night Love Affairの後で連絡先も聞かずに別れてしまった後悔の念とそんな思い出は早く消えてしまえと悲痛に歌い上げた行きずりの恋の曲。(共感できるようなできないような…）

・9曲目｢甘い囁き」はダリダの歌とアラン・ドロンの語りが絶妙に絡み合う官能的な曲。　これも歌詞を見てビックリ！　熱く女への思いを語る男と「いつも口先だけ」とこれを拒絶する女、女は心中ではまだ男を愛しているのかそれとも完全に冷めているのかは謎。　奥深い男と女の世界。　この歌大好きになりました。

・10曲目「タブー」は言わずと知れた加藤茶の「ちょとだけよ〜」の曲。　でも初めて完奏を聴いた。　いつ頃の録音か知らないが、音は非常に良い。

・12曲目｢スーパースター」は全米14位になり容易に手に入るMurray Head盤ではなくこちらを選んでくれたのは個人的には有難い。

・13曲目｢燃えよドラゴン」はヒット曲と言うよりは、まさに社会現象。　この機会にゲットできてハッピー！

　その他では8曲目（29位、Don Mclean作の名曲です）、11曲目（7位、同名のアルバムは1位、そちらは10分を超えるロング・ヴァージョン）、18曲目（4位、おぉ！最後はこれでシメか！）