JAZZジャズ名盤店

チエミ節を堪能！
江利チエミはもともとはジャズシンガー。そのチエミの得意のジャズから、ポップス、ミュージカル、歌謡曲、民謡とあらゆるジャンルの歌を集めたもので、どんな歌でも完全にチエミ節となっているのは恐れ入ります。チエミのスキャットのうまさは天下一。他のだれにも真似出来ないもの。親友の雪村いづみさんが「あんなにうまい人いないもん」と。 そのスキャットを楽しめる「キャリオカ」は「うまい！」とうなってしまいます。また亡くなる直前のロサンジェルスでのコンサートでは、観客がロス在住の日系人だから、懐かしい歌謡曲や「叱られて」などを歌って楽しませたり、民謡では、客席に降りていって観客にも歌わせて、音痴の人には「新しいスタイルですね」などと笑わせています。
カルチャーショック！
僕は母と同じ年の「江利チエミ」さんと言う歌手の全盛期は知る由もなく、数年前にラジオのFMにて「キャリオカ」と言う曲を聞いてから、歌っておられる方はどんな歌手なのか非常に興味が湧き、母に尋ねたり色んな年配の方々から情報提供を頂いて、初めて偉大なるエンターティナー「江利チエミ」さんの存在が分かりました。

本当にチエミさんの歌唱には限りない愛情が溢れ、聞く側も元気になれます、あの「キャリオカ」の舌がもつれる様な見事なスキャットは誰にも真似は出来ないと思います、他にも絶句する様な名曲が続々発見して、チエミさんを知らない世代の僕が遅ればせながら大ファンになってしまいました、母は現在68才まだまだ若いです、なのに同じ年の「チエミ」さんはこの世にいない、本当に悲しいです、一度で良いから生で元気なチエミさんの歌声を聞いてみたかった、この「歌の宝石箱」を聞いて尚更思いを募らせる僕です、若い方々もぜひ聞きましょう。
宝石箱
故 江利チエミの代表する曲がCD 6枚に収められています。
6枚目 は、サンフランシスコでのコンサートが
録音されていて、他のCDでは聞く事ができないでしょう。
まさに、歌の宝石箱と言う名に相応しいCD-BOX かと思います。
若い人でも、何処かで聞いたことのある曲が多く、
レトロな気分になれると思います。

よっ、日本一！
とにかく歌の上手い人だった。是非今の若い人たちにも聞いてほしい一枚です。 彼女は一曲一曲で声の色が変わるのです。どんなに変わるかは是非聞いてみて！ アメリカのデルタリズムボーイズのトップテナーカール・ジョーンズが彼女の歌の先生ですから、歌のフィーリングや英語の発音は天下一品。昔、私はチエミのレコードを聞いて英語の発音の練習をしたものです。 今の華やかなサウンドのものからすれば若い人は物足りないかもしれませんが、戦後日本中をわかせたチエミの歌を楽しむことが出来る一枚です。また伴奏は、チエミがこだわった原信夫とシャープスアンドフラッツや東京キューバンボーイズ等当時の超一流の人気のビッグバンドですから、その演奏も楽しめます
期待以上の歌の上手さ
ＳＰ盤再録というだけあって、あの懐かしい、少しシャーシャーという音とともに聞こえてくるチエミさんの歌は、今聴くと、驚くほど上手い！ご自身の晩年よりも、当時の方が歌そのものは良かったんじゃないかと思います。
かなりセンスの良い、それ故に高度な歌唱力を要求されたと思われるアレンジにも見事に応えています。自称「アーティスト」などと言う、今の若い歌手たちにも聴かせたいものです。
江利チエミ
カモナマイハウス・テネシーワルツなどを聴くと、
このような歌声を持つ人が、早々と逝ってしまうなど、損失であると思ってしまう。
低く艶のある声で、見事な英語の曲…この人は、どんな人生を送って、
どんな風に死んでいったのか…
思わず、懐かしい楽曲に聞き入りつつ、彼女の時代に思いを馳せる。
この深い声を、若い人にも、ぜひ聞いてほしい。
チエミちゃんのファンのための素敵なプレゼント　！！
　SP版でチエミちゃんの懐かしの歌声が聴けましてヨ。

　ハ゜ティー・ヘ゜イジよりイカス「テネシー・ワルツ」はもとより、「家へおいでよ」アナタにあげましょイースター・エッグ.....　とか、夢見る人「トゥーヤング」とか、「ガイ・イズ・ア・ガイ」などの定番からはじまり、ドリス・デイの「ティー・フォー・ツー」二人でお茶を、また雪村いづみが歌ったテレサ・ブラウアーの「思い出のワルツ」、それにコール・ポーターの傑作（？）「サイド・バイ・サイド」や、「ペイパー・ムーン」、シルヴァーナ・マンガーノの映画がなつかしい「アンナ」、等々といった、それはもう素敵な素敵な素敵な名曲の数々が目白押しで御座いましてヨ。チエミちゃんのファンなら迷わずに買いましょうネ。

それにしても三人娘が今ではたった一人しか残っていないんですのね。淋しう御座いますこと。