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[ CD ]
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ナチュラル・エレメンツ
・アコースティック・アルケミー
【MCAビクター】
発売日: 1992-05-21
参考価格: 2,548 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 9,540円〜
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- 収録曲 - 1. ドレイクス・ドラム 2. オーヴァーナイト・スリーパー 3. ナチュラル・エレメンツ 4. カジノ 5. イフ・オンリー 6. バラード・フォー・ケイ 7. イーヴル・ザ・ウィーズル 8. レイト・ナイト・デューク・ストリ...
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カスタマー平均評価: 4
隠れた良作 本作はアコースティックアルケミーのメジャーレーベル2作目。弦と弦が織りなす美しいメロディーラインに磨きがかかりました。このアルバムの中のお薦めはやはりタイトル曲の「Natural Elements」。アコースティックアルケミーのどの代表曲にも引けをとらない美しさです。その他、「Drake's Drum」、「Ballad For Kay」などの美しい旋律が揃っています。アコースティックアルケミーが好きな方は勿論、ゴンチチのアルバム「DUO」や「GUITARS」がお好きな方にお薦めです。
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[ CD ]
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ファスト・フォワード
・スパイロ・ジャイラ・フィーチャリング・ジェイ・ベッケンスタイン
【ダブリューイーエー・ジャパン】
発売日: 1990-07-10
参考価格: 2,394 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 9,500円〜
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・スパイロ・ジャイラ・フィーチャリング・ジェイ・ベッケンスタイン
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カスタマー平均評価: 5
1980年代最後の締めくくり作品。これ以降はダメ。 本作『FastForword』は、スパイロがGRP移籍前のMCA在籍時代最後の年(1990年)にリリースした作品だ。それだけにスパイロジャイラの根強いファンにとっては貴重な作品ともなった(日本での発売は、ワーナー・パイオニア)。今作リリース後の1991年『スパイロジャイラ・コレクション』より、レーベルがGRPに変わり(MCAがGRPを買収)、作風がよりアダルトコンテンポラリーに変わってゆき、今までの元気の良い作風は今作品を期に、2度と聴けなくなってしまった。
今作では初めてクレジットに"Featuring Jay Beckenstein"とついているが、この名前でのリリースは、これが最初で最後だったようだ。1985年リリースのAlternatingCurrents/和名⇒ココナッツ・ブリーズ/MCA」以来、オリジナルメンバーでコンスタント(ほぼ一年ごと)にアルバムをリリースし続け、現在に至るまでそのスタンスを崩そうとしない。世界中にカリスマ的な人気を持ち続けるフュージョン・バンドである。日本でもBlueNote等で演奏をしている。
このバンドの特徴は、そのアドリブ(即興)演奏・パフォーマンスにある。フュージョンバンドとして人気・実力ともNO.1のバンドでありながら、これほど観客に近いところでプレイするバンドを私は知らない(ジェイ・ベッケンシュタイン(Sax)はアドリブに疲れて観客の椅子に腰掛けて、しばらくトム・シューマン(Key)やユリオ・フェルナンデス(Guitar)の演奏に聴き入っていたくらいだ。これには私は非常に驚いた)。
まずはこのアルバムの中身から1曲づつ紹介する。
☆01: ブライト・ライツ ⇒ もの悲しげな曲調からスタートする切ないメロディが特徴の、デイブ・サミュエルス(Marimba&Vibraphone)の曲。この曲ではバイブでソロ&メロディを弾いている。ヴァイヴ・ソロ⇒ギター・ソロ⇒テーマ⇒まくし立てるようなキーボード・ソロで終了。落ち着いた曲調ではあるが、スパイロジャイラのエッセンスが”これでもか”といわんばかりに満ち溢れた曲だ。私は数あるスパイロ・ジャイラの曲の中で、この曲が一番好きな曲である。
☆02: パラ・ティ・ラティーノ ⇒ けたたましいブラスとともに、オスカー・カルタヤ(Bass)がテーマを弾く。軽快なラテン・フュージョンである。作曲はオスカー・カルタヤ。テーマ⇒マリンバソロ⇒サックスソロ⇒マーク・キノネス(Percussion)のソロ⇒テーマで終了。
03: アレクサンドラ ⇒ 作曲はジェイ・ベッケンスタイン。落ち着いたアルトサックスソロで、しっとりと聴かせる曲だ。ヴァイブのイントロ⇒テーマ⇒サックスソロ⇒ヴァイブソロ⇒サックスソロ⇒テーマで終わり。
04: オーシャン・パークウェイ ⇒ 明るいラテンタッチの曲である。曲はジェレミー・ウォール(Key、Assistant-Producer)。スチールドラムが心地よく絡み、良い味を出している。パーカッション・スチールドラムが絡むイントロ⇒テーマ⇒ギターソロ⇒スチールドラムソロ⇒サックスソロで終了。
05: スピーク・イージー ⇒ やや不思議な感じのするJAZZYな曲。曲はジェフ・ビール(Trumpet)。トランペットとサックスのユニゾン⇒トランペットソロ⇒キーボードソロ?⇒サックスソロ⇒みんなで掛け合いのソロで終了。
06: フューチャーフォビア ⇒ 打ち込みBASSでなかなかファンキーな曲。トム・シューマン作曲。イントロ⇒テーマ⇒キーボードソロ⇒ブレイク(パーカッションソロ)⇒テーマ⇒ラストはジェイ・アゾリナ(Guitar)のソロで終わる。
07: 4MD ⇒ ジェレミー・ウォールの作曲。あまり記憶に残らない、わりと控えめな曲だ。テーマ⇒ジェフ・ビール(Trumpet)のソロ⇒キーボード・ソロ⇒ブレイク(ベース・ソロ)⇒テーマ⇒サックス・ソロで終了。
08: シャドウ・プレイ ⇒ ジェイ・ベッケンスタイン作曲。ゆったりめのバラード。ライブでかかりそうな曲。テーマ⇒サックスの軽快なソロ⇒テーマ⇒再度サックスソロで終了。
09: エスケイプ・ハッチ ⇒ トム・シューマン作曲。軽快なノリのコンテンポラリー・フュージョン。テーマ⇒サックスソロ⇒キーボード・4ビートソロ⇒ブレイク(みんなでユニゾン)⇒テーマ⇒ギターソロで終わり。
10: バベルの塔 ⇒ いっぷう変わってコーラン調の声で始まる。なんとなく暗い曲調である。ジェイベッケンスタイン作曲。アラビア語のイントロ⇒テーマ⇒キーボードソロ⇒キーボードとサックスのユニゾン⇒再びアラビア語⇒テーマ⇒キーボードとサックスのかけあいソロで終了。
全体的にやや目立たない曲調が多いアルバムではあるが、なぜかファンの間では『モーニングダンス』を除き、最も人気のあるアルバムが今作品である。この作品を最後に、リッチー・モラレス(Ds)とオスカー・カルタヤ(Bass)がメンバーから抜け、80年代(MCA時代の)スパイロジャイラは姿を消す事になった。この事からも、本作品が80年代のスパイロジャイラの総決算的な作品であろう。
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[ CD ]
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閃光
・ヤン・ハマー ニール・ショーン
【ソニーレコード】
発売日: 1992-03-01
参考価格: 1,835 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 9,500円〜
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- 収録曲 - 1. ウェイスティング・タイム 2. アイム・トーキン・トゥ・ユー 3. ザ・ライド 4. アイム・ダウン 5. アーク 6. イッツ・オールライト 7. フックト・オン・ラヴ 8. オン・ザ・ビーチ 9. アントールド・パッション
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カスタマー平均評価: 5
ニールショーンが歌います はげじいさんヤンハマーとのコラボレーション。インストものと歌ものとの中途半端なアルバム。インストものはプチフュージョン=完全にふっきれていないフュージョンのことでんがな。 ニールショーンは歌はへた。ここがネックで楽曲もいまいち 10点中5点 接点がうまい具合にあわなかったね。 がちんこになっておりませぬ。仲良くやっちゃってますメジャーレーベルだから仕方ないか。
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[ DVD Audio ]
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FOURPLAY
・フォープレイ
【ワーナーミュージック・ジャパン】
発売日: 2001-07-25
参考価格: 3,675 円(税込)
販売価格: 品切れ中
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- 収録曲 - 1. バリ・ラン 2. 101・イーストバウンド 3. フォープレイ 4. ムーンジョガー 5. マックス・オー・マン 6. アフター・ザ・ダンス 7. クァドリル 8. ミッドナイト・ストロール 9. 10月の朝 10. ウィッシュ・ユー・ワー・ヒア 11. レイン・フォレスト
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カスタマー平均評価: 0
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[ CD ]
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スパイVSスパイ
・ジョン・ゾーン
【ダブリューイーエー・ジャパン】
発売日: 1990-07-25
参考価格: 2,394 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 9,500円〜
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- 収録曲 - 1. WRU 2. クロノロジー 3. ワード・フォー・バード 4. グッド・オールド・デイ 5. ザ・ディスガイス 6. アンファン 7. リジョイシング 8. ブルース・コノテイション 9. C&D 10. チッピー 11. ピース・ウォリアーズ 12. エカール 13. フィート・ミュージック 14. ブロードウェイ・ブルース 15. スペース・チャーチ ・・・
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カスタマー平均評価: 2
中途半端 ネイキッドシティーの淋しい女は、なかなか良かったけど このアルバムはあんまりよくない、ティムバーンがいてもあんり目立っていないし、選曲はいいが中途半端なハードコアジャズに聞こえる本物のオーネットコールマンか別なアルバムがおすすめ
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[ CD ]
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エイト・マイル・ロード
・川崎燎
【ユニバーサル ミュージック クラシック】
発売日: 2002-10-23
参考価格: 1,500 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 9,500円〜
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- 収録曲 - 1. エイト・マイル・ロード 2. モンテヴィデオ 3. グッド・ナイト・ジョン 4. オン・ザ・ドット 5. エル・ディアブロ
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カスタマー平均評価: 0
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[ CD ]
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Remember Shakti
・John McLaughlin
【Verve】
発売日: 2002-03-26
参考価格: 16,625 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 9,500円〜
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- 収録曲 - 1. Chandrakauns 2. Wish 3. Lotus Feet
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カスタマー平均評価: 5
後期シャクティの醍醐味がCD+DVD映像で味わえる! 初めてこの商品を目にしたときは驚いた。秘法の経典でも封入されたように、
紫の布で覆われた、帯つきの分厚い紙箱仕様で、店頭でも異様に目立っていた。
主に90年代のイギリス、ヨーロッパ、インドでのライブツアー演奏をCD5枚に収め、
さらには2000年ボンベイでのライブ演奏の模様を長時間収めた貴重なDVD1枚も
ついており、これを目的に購入しても惜しくない。
マクラフリンは、それまでのアコースティックからエレクトリックギターに持ち替え、
昔馴染みのメンバーたちと激しいテンションに満ちたインタープレイを繰り広げている。
その醍醐味と面白さはライブでこそ最も伝わるということは、DVD映像を見ることで
感じ取れる。
彼の音楽ないし演奏の傾向は、激情と沈思、陶酔と瞑想のあいだをめまぐるしく
行き交うところにあるように思う。
マハビィシュヌ時代の名曲「lotus feet」が別バージョンで2曲入っているが、
かなり昔発売のライブ映像「meeting of the spirits」では、この曲を
生ギター1本で弾く彼の恍惚とした姿を確認できる。
ボンベイでのツアーには、インドの民族楽器サントゥール(打弦楽器;別称ハンマードダルシマー)
の名手シャルマも「shringar」という曲で参加しており、
26分近く、夜空のかなた、銀河より星の粒子が静かに降り落ちてくるような、
夢幻的な演奏を聞かせてくれ、DVDでも見られる。
マクラフリンのインドへの傾倒ぶりとその音楽を、若い頃に比べると
ずいぶん柔和でリラックスした彼の演奏で味わえる。
ボーナスDVDはリージョンフリー(但しリニアPCM) オリジナルの Shakti のアルバムは全部揃えたんだけど、再結成後の Remember Shakti の CD はまだ1つも持ってなくて、これから買おうと思っている方、そんなあなたは本ボックスセットを買うと非常にお得です。本ボックスだけで、Remember Shakti の全アルバムコレクションが完全に揃います。私が本品を購入する前に唯一気になっていたのは、ボーナス DVD がリージョン1だったらやだなぁということだったのですが、ご安心下さい、同DVDはリージョンフリーです。購入後、日本製のDVDプレーヤーで問題なく視聴可能であることを確認しました。但し、このボーナスDVD、サウンドがリニアPCM(ステレオ)であるため、残念ながら5.1chサウンドは楽しめません。
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[ CD ]
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ミュージカル・ポートレイツ
・デイブ・バレンティン
【MCAビクター】
発売日: 1992-02-21
参考価格: 2,548 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 9,500円〜
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- 収録曲 - 1. ミュージカル・ポートレイツ 2. レイディ・ローリー 3. キャット・テイル 4. ウィンター・サンセット 5. ファイアークラッカー 6. ザ・デイ・ザット・ユー・ラヴ・ミー 7. ヴィーナス,ブラジル 8. キング・オブ・ザ・ホワイト・クロス 9. リトル・プエルト・リコ 10. プレリュード・トゥ・ア・キス
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カスタマー平均評価: 0
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[ CD ]
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R・E・S・O・R・T
・THE SQUARE
【ヴィレッジ・レコード】
発売日: 2001-11-21
参考価格: 2,650 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 9,500円〜
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- 収録曲 - 1. オーメンズ・オブ・ラヴ 2. フィール・オールライト 3. チャンス 4. スティミュレイター 5. ウィル・ネヴァー・ハヴ・ア・トラ... 6. イン・ザ・グリッド 7. メリル 8. プライム 9. フォーゴトゥン・サガ
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カスタマー平均評価: 5
どうせならリマスターを! 曲に関するレビューは先の諸氏が書いておられるので、このCDの音源について少し。
DSDマスタリングにって音の密度や空気感といったものは格段に向上しています。
しかし以前の版からあった「腰高な感じ」は依然否めず、よい言葉で言えば「爽快」ではあるものの、裏を返すと「(PRIMEなどは特に)重量感に欠ける」という事が言えると思います(特にスネアは「パスッ」と聞こえてしまう所など)。従来の音源をよりはっきりと聴きたいという向きの方にはお勧めですが、「夏の惑星」を聴いた後だといま一つ足らない感じが惜しいという事で星4つです。この辺りは個人的に完全リマスター化して頂きたい所です。
レビューを書いたのが24年前の発売日(4/1)だったのは偶然!
交通博物館の記憶 吹奏楽部に所属する友人が「オーメンズ オブ ラブ」を吹いているのを聞いてとても気に入ったため、このアルバムを購入しました。買ってから気付いたのですが、2006年に閉館した神田の交通博物館の鉄道模型パノラマのBGMがこのアルバムからの選曲だったのですね。鉄道ファンの私としては、その事も相まって今ではとてもお気に入りのCDとなっています。
スクエアの絶頂期の傑作 アドベンチャー、スターズアンドザムーンと来て、このリゾートが
スクエアの絶頂期と言えるとのではないかなと思います。
特にこの頃のLiveでの音の重厚さなどとても真似出来る事が出来ない領域の音でした。
ただ本アルバムに限っては海外録音という事もあり、今までのスクエア作品より
ミックスが変わっており、音質的には正直前作のスターズの方が上と感じます。
後、この作品以降の「スポーツ」から使用している楽器も変わり、
音の方向性が変わって行きました。
ある意味、スクエアの転換期を迎えるアナログ時代の「音」の最高傑作だと思います。
特に伊藤さんのリリコンに関しては珠玉の音を奏でたEEWのE氏製作の
オーバーハイム2ボイス改の最終作となります。
T-SQUAREを一躍有名にしたアルバムですね。 今やフュージョン系のトップミュージシャンですね。このアルバムを推挙したのは、『FORGOTTEN SAGA』があるからです。和泉氏の作品で、題名の『RESORT』を彷彿させてくれます。リゾート地を離れ、楽しい日々を過ぎ去った空虚感だとか、サンセットの浜辺でべ黄昏ながらいる感じが目に浮かびます。日本人の作る音楽家の能力の一つにいかに日本独特の情緒感、情景を感じさせてくれるか、だと思います。それは日本人だからであり、洋楽には中々こんなセンスを持った方中々いないからね。昔私、サックスしていて、その当時よく聴いていたT-SQUAREの伊藤氏の奏でる音色に酔いしれました。バラードだと本田氏は、優しい甘美な音色ですが、伊藤氏は力強い中に暖かさがありますね。あと、この『FORGOTTEN SAGA』曲のバランスが良くて思わず溜息でてしまいます。類似の私のお気に入りのフュージョンインストのバラードは他に、松本孝弘の『88’?Love Story』と洋楽になりますがJoe Satriani『Always With Me,Always You』です。これらの曲も思わず溜息がでてしまいます。 この『RESORT』というアルバム旅のお供にもどうでしょうか。
リゾートへの思いと惜別感 誰もが持っているリゾートへ旅行する前の期待感、リゾートに到着してからのワクワク感、そして、今はもうあまり聞きませんが、リゾートでの恋の予感がよく表現されていると思います。
また、この作品の最後に哀愁ただよう「Forgotton saga」が入っているのも非常に良いです。なんか、リゾートから帰る前日にサンセットでたそがれる風景が頭に浮かんできます。
私もたそがれるのが好きなので、時々海辺(といっても堤防)に行って、車で「Forgotton saga」を聴いています。
スクエアと言えば、F1グランプリの曲もいいですが、このようにリゾート感ただよう曲も良いと思います。
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[ CD ]
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Sea Level
・Sea Level
【Capricorn】
発売日: 1998-07-21
参考価格: 1,224 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 9,547円〜
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- 収録曲 - 1. Rain in Spain 2. Shake a Leg 3. Tidal Wave 4. Country Fool 5. Nothing Matters ... 6. Grand Larceny 7. Scarborough Fair 8. Just a Good Feel...
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カスタマー平均評価: 4.5
派手さはないが安心 今、このアルバムを探り当てるのはどんな人達だろう。Allman 経由で来るのはあり得る。例えばクラプトンのアンプラグドなどの Chuck Leavell の活躍から彼を追っかけて来る人もいるかも知れない。Larsen Feiten Band (Full Moon) が好きな人ならこれも気に入ってくれる可能性が高い。このアルバムの5曲目 Grand Larceny は Neil Larsen の曲。私個人的には Sea Level の最高傑作は 2nd の Cats on the coast なのだが、現在Amazonで取り扱っているのはこの1stと best of SEA LEVEL の2枚のみ。で、2nd にも Midnight pass という Neil Larsen の曲が取り上げられている。FULL MOON の1971の 1st アルバムに納められている曲。best of ~ に収録されている。これと合わせて両方買い! Chuck Leavell と Jimmy Nalls は Dr. John のバンドで出会って以来の関係らしい。Chuck のピアノには Dr. John に代表される New Orleans のスタイルも脈打っている。派手さはないけど安心していつまでも聴いていられる。
Allman Familyから良質ミュージック-その1- 大ヒット作「The Brothers and Sisters」で、Dickey Bettsと絡むLes Dudekとともに印象的なChuck Leavellのピアノだったが、この二人のバンドやソロは聞いて損は無い。 これはChuck Leavellの方の活動のSea Levelの作品。 4曲のロック系フュージョンと4曲のサザンロック系と曲調がはっきりした8曲が収められている。さらにサザンロック系4曲の1曲も、インストである。8曲中5曲がインスト曲なのでプレーヤセッション色が強いので、間違いなくその辺のお好みの方向けではある。 ロック系フュ-ジョン4曲、The Rain in Spain, Tidal Waves, Grand Larceny, Scarborough Fairが面白い。ピアノがしっとり感を出して、全体にタイトながら、ドラムは歌っているし、ギターはロックしているが丁寧なフレージングで好感持て、大変よろしい。「The Brothers and Sisters」でChuck Leavellを聴き足りないとお思いの向きにはお勧めの一枚。
中途半端だが・・・。 オールマンのリズム隊の初のオリジナルアルバム”SEA LEVEL”。プロデューサーにクルセイダーズを手掛けたスチュワート・レヴィンを迎えている。初めて聴いた時はいいなと思った。実際チャックのキーボードはよく歌っているし、ジェイモーのドラミングは鳥肌物で、ジミー・ナルス、ラマー・ウイリアムスも素晴らしく、オールマンズ時代より洗練されており、ファンキーで大好きだ。でも思い切りが足りず、この後方向転換を迫られる。特にジミー・ナルス。テクニックは完璧だしいいギターを弾くのだが、もろ南部ロックのそれで、フレーズも中途半端。しかしこんなアルバムを出した意義は大きいのではないか。オールマンズの”High Falls”を一歩進めた異色の南部系サウンド。リズム隊にこんな構想があったならそらオールマンも崩壊するわな・・・。
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