JAZZジャズ名盤店

フュージョンのライブアルバムでは息もつけない作品！
曲目リスト
1.フロム・ザ・ビギニングス
2.メモリーズ・オブ・ユー
3.メモリー・オブ・ザ・モーメント
4.コミュニティ・イリュージョン
5.アップサイド・ダウン
6.スペース・シャッフル

もう凄い凄いメロディーのオンパレード！ギターキッズの歓声でもわかると思いますが当時マイナスワンレコード（和田さんの教則レコード）の中の曲スペースシャッフルは聞いた後呆然としてしまいました。前作のコミュニティーイルージョンも入っていますので見つけたら即Ｇｅｔして下さい。自信を持って御奨めできる作品です。是非聞いて下さい。聞かないと後でゼッタイ後悔しますよ！

「コミュニティイリュージョン」リリースに伴うライブ・・・曲数が少ないのが残念！！
１９８１年リリースの松本と東京（久保講堂）での音源を収録。個人的にこの久保講堂でのライブを体験しましたが、みんな椅子に座ってステージ上のＰＲＩＳＭを、かぶりつきで（笑）観ていたと記憶します。このライブアルバムからも感じられるように、非常にクールでテンション漲るステージでした。６曲中３曲が「コミュニティ・・・」からで、２曲目がサード・５曲目がサプライズ、ラスト”スペースシャッフルはこのアルバムでしか聴く事が出来ないハードなナンバー（教則アルバム収録？）・・・この”スペース”２分少々ですがとにかくカッコいいです、もっと長く弾きまくって欲しかった！！メンバーは、和田アキラ（Ｇ）・渡辺建（Ｂ）・青山純（Ｄｒ）・中村哲（Ｋｅｙ）・・・中村氏のキーボードが、この時期のプリズムに多大なる効果をもたらしていました（うっとうしいくらい、笑）。アナログのフォーマットをそのままＣＤ化しているので、曲が少ないのがとにかく残念・・・いずれコンプリートを期待したいものです！！私の記憶では１曲目途中までがテープで、途中からメンバーが演奏し始めるという構成だったと思います・・・和田氏のところで、歓声があがるのも懐かしい所。８２年「ＶＩＳＩＯＮＳ」・８３年「永久機関」と続いていくわけですが、中村氏の参加によってバンドカラーが大きく変化した時期を記録した貴重なライブ音源ですね。話は変わりますが、このライブを観て青山氏に惚れた（笑）事を付け加えておきます。
芯から、ずぶとい
　佐山雅弘に代わって中村哲が参加したスタジオ盤「コミュニティー・イリュージョン」発表後のライブです。スタジオ盤ではやや線の細い印象だった楽曲が、ライブでは図太くキマっています（あのアルバムを好きになれなかった人は聴いてみて下さいね）。緻密かつ豪快な展開と、高い演奏能力は今聴いても圧倒されますよ。もー、とにかくずぶとい！

　名盤「サプライズ！」をそのままライブ盤にした感じ、です。にやけず、クールになりすぎず、ヘヴィな手応え。この時期のプリズムの真骨頂です。　　
　あ、冒頭（多分、幕が開いてメンバーが姿を現した時）の「アキラ！あきらぁぁー！」と、野郎どもの感極まった歓声も必聴！
　

サウンドの変化に驚いたのでは？
ギターとベース以外メンバー総入れ替えで、７０年代から聴いてたファンにはまさしくサプライズな作品だったのでは。今までのシンセとエレピがピアノに統一されたのがやはり印象的で、確か次のアルバムでは又シンセに戻っていたハズだ。音はやや明るめになった。スネアドラムがバシバシッと飛び出してくる。最近の録音では聞けない音の立ち上がりだ。
Smooth Jazz
＜プロフィール＞歴史の長いバンド。
＜構成員＞不明
＜プロデューサー＞不明
＜サウンドスタイル＞テクニック自体で楽曲を組み立てる手法
＜ボイス特性＞なし
＜作曲能力、センス＞★★
＜アレンジ、リズム構成＞★★
＜決めフレーズ、得意技＞レガート奏法なギター
＜ミュージシャンシップ＞★★★★

＜ターゲットユーザー＞超絶技巧を盲信的に好きな人
＜海外メディア平均格付け＞不明

＜総合評価＞これといった決定打になる楽曲がないようだ。フェイドアウトしていくものばかりで煮え切らないのが多い。ハードコアで行くのか、それともスムーズジャズで行くのか迷っている気持ちが音に出てしまっていいる。メンバー全員が遠慮して演奏しているので『強烈な磁場』が出ない。個性が衝突しあう瞬間がスリリングなのだが、その瞬間がない。せっかく技術は高いのだから＝大胆なフュージョンの定義を行ってもいいはずだし、売れる売れないにかかわらずチャレンジは必要。あらかじめあるフュージョンというものに自分達を流し込んでいる様子。わたしには前座の試合みたいでいまひとつ。ボルクハンの試合がみたいのです。レガートの凄さ＝勢いでひきまくる＝につられてはいけないよ。全体だよ。
１０点中６点
ぶちキメたぜ！
　にやけていません。媚びていません。変幻自在のフットワークから、重いストレートが繰り出されます。極めて重ねも少なく、数日で取り終えた本作は初期の「フュージョンバンド」のレッテルを自ら引き剥がしたような仕上がり。そのヘヴィネスは、ファンの間でも賛否両論かも知れませんが、その後の転換点には違いありません。名曲「KARMA」「UNFORGETTABLE」のオリジナルも、このアルバムに！　青山純のドラムは重いぞ！
洗練されたパワー全開！
知る人ぞ知る名盤。和田アキラのギターが唄って、泣いて、癒して、爆発して、と変幻自在。全編、初期のメロディアスさと激しさを残しながら、後期に通じる洗練された雰囲気を合わせ持つアルバム。Unforgettableは珠玉の名曲。

超絶プレイ
中学時代、知り合いにすげーギタリストがいるから聞いてみろと
ＬＰを貸してもらったのが、このプリズムの「サプライズ」。
「カーマ」のギターソロは空いた口が塞がらない程凄かった。
まだインギーとか出てないし、アランホールズワースも聞いたことが
なかったから、ここまで人間は早く弾けるものなのかとホント感心した。

当時渡辺香津美オタクの私でしたが、香津美さんのプレイとはまた
違った凄さがある、和田アキラという妙にシンプルな名前が私の脳裏
にしっかりとインプットされた事を思い出します。もう今から２０年以上
も前に出たアルバムですが、ぜひぜひオススメです。買うべし。
全世界フュージョンアルバムの最高傑作！
はじめてプリズムを知ったのがこのサプライズです。最高傑作＆永遠の名曲アンフォゲタブルを含む大評作でアメリカの友人も当時貴重な１枚として母国に持って帰りました。メロディアスかつ鳴きながら力強く弾きまくる和田アキラさんのギター！世界広しといえどもゼッタイに真似のできないフレーズの嵐！ギターキッズで聞いたことの無い方は必聴のアイテムです。ベースの最高に綺麗なメロディーも聴き所のひとつです。頭で考えず心で聞いてみてください。プリズムの最高傑作であり代表作でもあるこのサプライズをマストアイテムに是非！プリズムの作品はすぐに廃盤になりがちなのですぐにＧｅｔして下さい。