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[ CD ]
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キャッティン・ウィズ・ジャズ
・ジョン・コルトレーン
【MCAビクター】
発売日: 1993-09-22
参考価格: 2,548 円(税込)
販売価格: 品切れ中
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- 収録曲 - 1. グリーンスリーヴス 2. ホワッツ・ニュー 3. アイ・ウィッシュ・アイ・ニュー 4. ビッグ・ニック 5. マイルス・モード 6. クレッセント 7. マイ・リトル・ブラウン・ブック 8. ベッシーズ・ブルース 9. 至上の愛~パート1:承認
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カスタマー平均評価: 0
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[ CD ]
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Getz/Gilberto
・Stan Getz ・Joao Gilberto
【Verve】
発売日: 1994-07-12
参考価格: 3,371 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 5,800円〜
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- 収録曲 - 1. Girl from Ipanema 2. Doralice 3. Para Machuchar M... 4. Desafinado 5. Corcovado (Quiet... 6. So Danco Samba (... 7. O Grande Amor 8. Vivo Sonhando (D... 9. Girl from Ipanem... 10. Corcovado (Quiet...
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カスタマー平均評価: 5
夏の夕暮れにピッタリ もう40年以上前の1963年の録音で、ボサノバとジャズを融合させ全世界で大ヒット。仕掛け人はのちにCTIレコードを創設するプロデューサーのクリード・テイラー。面子はスタン・ゲッツ、ホアン・ジルベルト、カルロス・ジョビンと豪華。あまりに有名になった一曲目「イパネマの娘」でジルベルトの美声と、妻のアストラッドのちょっとヘタで、ちょっと危なげなヴォーカルが話題を呼んだ。この「超名盤」何度聴いても古びず、飽きない。夏の夕暮れにピッタリ。殺伐とした日常を忘れてイパネマ海岸にひとっ飛び。
夏の夕暮れにピッタリ もう40年以上前の1963年の録音で、ボサノバとジャズを融合させ全世界で大ヒット。仕掛け人はのちにCTIレコードを創設するプロデューサーのクリード・テイラー。面子はスタン・ゲッツ、ホアン・ジルベルト、カルロス・ジョビンと豪華。あまりに有名になった一曲目「イパネマの娘」でジルベルトの美声と、妻のアストラッドのちょっとヘタで、ちょっと危なげなヴォーカルが話題を呼んだ。この「超名盤」何度聴いても古びず、飽きない。夏の夕暮れにピッタリ。殺伐とした日常を忘れてイパネマ海岸にひとっ飛び。(松本敏之)
夏の夕暮れにピッタリ・しかもデカジャケ もう40年以上前の1963年の録音で、ボサノバとジャズを融合させ全世界で大ヒット。仕掛け人はのちにCTIレコードを創設するプロデューサーのクリード・テイラー。面子はスタン・ゲッツ、ホアン・ジルベルト、カルロス・ジョビンと豪華。あまりに有名になった一曲目「イパネマの娘」でジルベルトの美声と、妻のアストラッドのちょっとヘタで、ちょっと危なげなヴォーカルが話題を呼んだ。この「超名盤」何度聴いても古びず、飽きない。夏の夕暮れにピッタリ。殺伐とした日常を忘れてイパネマ海岸にひとっ飛び。なつかしいデカジャケのいいね。(松本敏之)
不朽の名作 スタン・ゲッツとジョアン・ジルベルトがアントニオ・カルロス・ジョビン をフューチャーして、1963年にニューヨークで録音された作品。 3年に渡る欧州でのブランクによって散々酷評を受けたスタン・ゲッツ、 ボサノヴァリズムを作り上げたバイーア出身のジョアン・ジルベルト、 多くの作曲もリズムに恵まれなかったアントニオ・カルロス・ジョビン。 野合との指摘もあるが、3人の奇才によってこの傑作が生まれた。 そして、この背景には当時ヴァーヴだったクリード・テイラーが プロデュースを担当していることも付け加えたい。結果、 多くの賛同を得てスタン・ゲッツは本作でグラミー賞を受賞し、 白人テナーとしてのゆるぎない地位を得た。 また、本作は純粋な音楽とは違った側面からも多くの注目を集めた。 ジョアン・ジルベルトとスタン・ゲッツの音楽性の違いからくる確執や、 本来、ギターとヴォイス程度の素朴な編成からくる音楽にサックスが 執拗に入り込んでくるこの作品は果たしてボサノヴァといえるのか? 等、様々な論議をかもし出した。しかし、その音楽性は極めて豊かで、 いわゆる純粋なボサノヴァの作品の追随をも許さないものがある。 それが顕著に出てくる場面は3者それぞれ特徴的で、 スタン・ゲッツのバッキングプレイと、ジョアン・ジルベルトの声とギター、 そして、アントニオ・カルロス・ジョビンのピアノである。 いずれも”ささやく”ような演奏に徹していて、決して前に出てこない。 しかし、ハマッタポイントに音を入れてくるので非常に目立つ。 静かな音にも明確な主張が見て取れるのだ。 ボサノヴァに限らず、ブラジル音楽を聴く上でこの作品を欠かす事は 出来ない。いや、この作品の与えた影響はジャズを始めとした多くの 国の音楽に色濃く現れており、音楽を聴く方全てが耳にすべき音では ないかと思う。それだけ画期的なのだ。今聴いても実に新鮮である。
夏の夕暮れにピッタリ もう40年以上前の1963年の録音で、ボサノバとジャズを融合させ全世界で大ヒット。仕掛け人はのちにCTIレコードを創設するプロデューサーのクリード・テイラー。面子はスタン・ゲッツ、ホアン・ジルベルト、カルロス・ジョビンと豪華。あまりに有名になった一曲目「イパネマの娘」でジルベルトの美声と、妻のアストラッドのちょっとヘタで、ちょっと危なげなヴォーカルが話題を呼んだ。この「超名盤」何度聴いても古びず、飽きない。夏の夕暮れにピッタリ。殺伐とした日常を忘れてイパネマ海岸にひとっ飛び。(松本敏之)
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[ CD ]
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ファースト
・ジョン・スコフィールド
【ヴィーナス・レコード】
発売日: 1994-01-25
参考価格: 2,548 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 5,800円〜
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- 収録曲 - 1. パブリック・ドメイン 2. エミー 3. ブルース・フォー・沖縄 4. ヴィー 5. ウン・トコ・ロコ~バレー 6. アイダ・ルピーノ
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カスタマー平均評価: 0
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トラヴェルズ
・パット・メセニー・グループ
【ユニバーサル ミュージック クラシック】
発売日: 2002-09-19
参考価格: 3,999 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 5,800円〜
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- 収録曲 - 1. ついておいで 2. ザ・フィールズ,ザ・スカイ 3. グッドバイ 4. フェイズ・ダンス 5. ストレート・オン・レッド 6. ファーマーズ・トラスト
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カスタマー平均評価: 5
大自然のコロンが香るようなアルバム パットメセニー・グループの1982年のライブアルバム。
俺はジャズはどちらかというと嫌い。
だって、小難しいテクニックに走っちゃって、どうもある程度のJAZZの世界を知らないとわからないような部分がどうにもオタキッシュで嫌だ。
もっともそれはあくまで俺の好き好きなので、JAZZが悪いなんて言わない。
で、そんなJAZZにはどちらかというと縁が薄い俺が、感動したジャズ・フュージョン系のすごいアルバム。
テクニック的にはパット・メセニーという人はもちろん凄腕らしいけれど、そういうことじゃなくて、何も知らないで聴いた人間が、素直に「美しい」って感じるアルバムだと思った。
自然の雄大で美しい風景が見えてくるような曲と表現。
美しい。。。
とつくづく思った。
まさに美しい自然の中を大気のコロンをかぎながら旅をするようなアルバム。
その後もこの人のアルバムはたくさん聴いたけれど、このライブアルバムは参加者の表現力も含めて素晴らしいアルバムだと思った。
評論なんてものはくだらないからぐだぐだ書きたくないけれど、
これは美しい。
お勧めです(^?^)
ライブ作品 まず、メセニーのライブは2?4枚組みで出すのが正解でしょう。それだけ代表曲が多いのだから、この2枚組みでもぎりぎりのサイズです。1のギターシンセの盛り上がりの凄さ、3でのボイスと叙情性に富むギターソロ。「トラベルズ」の、スタジオ録音バージョンを必要としない完璧さ。ちなみにこの曲を聴くと私は、馬車でゆっくりと揺られているような気分を味わいます。最後の曲ではライルの素晴らしピアノを聴くことができ、この奇跡のライブ集は深い余韻を残すことでしよう。
注意! 他の方たちが絶賛するようにほんとにすばらしいです。ただひとつだけ・・・、"Pat Metheny Group"(邦題「想い出のサン・ロレンツォ」)を先に聞いてください。スタジオ録音→ライブ録音の順に聞いたほうが感動が増すと思うので。あー、ほんとに失敗した!逆の順序で聞いて。
ここまでのパットの集大成 デビュー当時から、ライブ前までにいたるスタジオ版アルバムから選りすぐりの選曲をライブで演奏した豪華な一枚。アルバム版と聞き比べてしまうが、当たり前の感想として、絶対レコード演奏とは一緒にしないぞ!というバンドメンバーの勢いが伝わってくる。アレンジがアルバム発表時と比べて洗練されていて、バンド成熟度も非常によく分かる。現在のメセニーグループと比べるとまだ当然彼らの年齢も若いだけに、その成熟し切れていない演奏の「元気」の良さをフレッシュなままに封印している意味でも、非常に貴重なライブ盤であり、今なお、聞くたびに心が揺り動かされる名盤だと思う。
パットを知る上で絶対に押さえておかなければならない1枚 1982年6月22日から8月2日まで37コンサート、10月5日から11月24日まで43コンサート、計80コンサートをこなした中の最高のパフォーマンスを収めたライブ。 パット・メセニー・グループの歴史は、1977年、ゲイリー・バートンのグループを離れたばかりのパットが、74年にウィチタの音楽祭でライル・メイズ(p) と出会い、マイアミ大学時代の友人マーク・イーガン(b)、ダン・ゴットリーブ(ds)とで第1期パット・メセニー・グループを結成した事に始まる。翌年の78年にはグループ名義の初のアルバム「想い出のサン・ロレンツォ」を発表。透明感あふれるサウンドは大きな反響を呼んだ。79年にはセカンド・アルバム「アメリカン・ガレージ」を発表。初のグラミー賞のノミネーションを受ける。81年、ベーシストがマーク・イーガンからスティーブ・ロドビーに交代。グループの代表曲である「ついておいで」を含むサード・アルバム「オフランプ」を発表。アルバムは大ヒットし、初のグラミー賞に輝いた。 82年にはグループのツアーを収録した初のライブ・アルバム「トラヴェルズ」を発表。ライブとは思えないほどの精緻な演奏と音世界は多くの音楽ファンを唸らせた。このライブ・アルバムを最後にダン・ゴットリーブがグループを脱退する。 パットが当時使用していたのは、ギブソン・セミアコースティック・ギターES-175、イバニーズ・エレクトロニック12弦ギターAR112AV、ギルドのアコースティック・ギターD30、ローランド・ギター・シンセ・ユニットGR300とギター・コントローラG303だった。 パットを知る上で絶対に押さえておかなければならない1枚。
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ウェイ・アウト・ウエスト+3(XRCD/紙ジャケット仕様)
・ソニー・ロリンズ
【ビクターエンタテインメント】
発売日: 2003-03-05
参考価格: 2,520 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 5,800円〜
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- 収録曲 - 1. 俺は老カウボーイ 2. ソリチュード 3. カム,ゴーン 4. ワゴン・ホイール 5. ノー・グレイター・ラヴ 6. ウェイ・アウト・ウエスト 7. 俺は老カウボーイ(別テイク) 8. カム,ゴーン(別テイク) 9. ウェイ・アウト・ウエスト(別テイ...
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カスタマー平均評価: 0
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[ CD ]
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Alone, Again
・Paul Bley
【Musik】
発売日: 1994-05-31
参考価格: 1,940 円(税込)
販売価格: 品切れ中
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- 収録曲 - 1. Olhos de Gato 2. Ballade 3. And Now the Queen 4. Glad 5. Lovers 6. Dreams 7. Explanations
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カスタマー平均評価: 4
Alone, Again サルバドール・ダリの二重肖像からしてあやしいソロ・ピアノ、これがジャズなのかどうかそれは聴いたあなたが判断することなのかも。ねっとりとまとわりつくようなピアノ、それがブレイ。
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[ CD ]
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抱きしめたい
・グラント・グリーン
【EMIミュージック・ジャパン】
発売日: 1999-09-22
参考価格: 2,500 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 5,799円〜
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- 収録曲 - 1. 抱きしめたい 2. スピーク・ロウ 3. 星影のステラ 4. コルコヴァド(静かな夜) 5. ジス・クッド・ビー・ザ・スタート... 6. アット・ロング・ラスト・ラヴ
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カスタマー平均評価: 4.5
ヘビー・イージー・リスニング リーダー、グラント・グリーンをはじめラリー・ヤング, ハンク・モブレー, エルビン・ジョーンズといったソウルフルなメンバーがなぜか軽やかな選曲で聴かせるという一風変わったアルバムだが、60年代半ばにはこのような企画もブルーノートはやり始めた頃だ。グラント・グリーンというギタリストは僕の中ではあまり印象が強くない部類にはいり、これまでアルバムも手にする機会がなかったが、本作はそんなグリーンの中でも異色であり、興味を持った。ジャケットとタイトルが鮮烈で、まさかビートルズ?という意外性が新鮮だった。残念ながら表題曲の「抱きしめたい」 はあまりうまくいっていないというのが大方の見方で、僕もそれに同調せざるを得ない。中期や後期のメロディアスなものなら初期ビートルズのナンバーは特にジャズには不向きで、「イエスタデイ」以外に成功した例を知らない。スピーク・ロウ、星影のステラ、コルコヴァドと続くスタンダード・ボサノヴァはなかなかのもの。下手なイージー・リスニングを聴くならば ヘビー・イージー・リスニングとでも呼べそうなこのアルバムを奨めたい。
ビートルズ以外の曲がいい 1965年の録音だから、ボサノヴァやビートルズがはやりだした頃の録音である。ジャズナンバー以外あまり演奏しないグラント・グリーンにしては珍しくポピュラー(ビートルズナンバー)の「抱きしめたい」とボサノヴァ(アントニオ・カルロス・ジョビン)の「コルコバード」を演奏している。1曲目の「抱きしめたい」はおずおずという感じで演奏しているが、2曲目のゴリゴリのジャズ・ナンバー「スピーク・ロウ」になると水を得た魚のようだ。ハンク・モブレー(テナーサックス)、ラリー・ヤング(オルガン)などのサイドメンたちも好調。しかし、なぜビートルズナンバーとボサノヴァをそれぞれ1曲ずつこのアルバムに入れたのだろうか。残りの曲はスタンダードナンバーばかりなのに・・・。アルフレッド・ライオン(ブルーノートの創立者、当時の社主にしてプロデューサー)が売れ線をねらったのだろうか。売れたのかもしれないが、出来は表題曲の「抱きしめたい」以外のスタンダードのほうがいい。しかし全体の出来はグリーンの一連のブルーノート盤の中でもトップクラスだ。買って絶対に損はない。(松本敏之)
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[ CD ]
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Paris Concert
・Circle
【ECM】
発売日: 1994-10-25
参考価格: 2,860 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 5,795円〜
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- 収録曲 - 1. Nefertiti 2. Song for the New... 3. Duet 4. Lookout Farm/73 ...
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カスタマー平均評価: 0
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[ CD ]
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Mingus Ah Um
・Charles Mingus
【Millennium Editions】
発売日: 1999-09-13
参考価格: 1,801 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 5,790円〜
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- 収録曲 - 1. Better Get It in... 2. Goodbye Pork Pie... 3. Boogie Stop Shuf... 4. Self-Portrait in... 5. Open Letter to D... 6. Bird Calls 7. Fables of Faubus 8. Pussy Cat Dues 9. Jelly Roll
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カスタマー平均評価: 5
俺をチャーリーと呼ぶな、チャールズと呼べ 1・6・7・8が1959年5月5日ニューヨーク、残りが1959年5月12日、ニューヨークで録音。5月12日の録音ではジミー・ネッパーに代わりウイリー・デニスが加わっていて残りは同じメンバーである。
このアルバムの裏面には長い長いミンガス自身のコメントが書かれている。そこでは『ジャズ・ワークショップ』のアイデアに始まり、人種隔離反対運動の意思表示も見える。事実このアルバムの中で、差別主義者の白人を徹底的に皮肉った『フォーバス知事の寓話』をやっている。ただそういう意思以上に音楽としてこのアルバムは素晴らしい。後にジョニ・ミッチェルやジェフ・ベックがカヴァーした『グッドバイ・ポーク・パイ・ハット』だけでなく、ブラス・アレンジが光る1や4・5などは後々に登場するジャコ・パストリアスのビッグ・バンドにおけるアレンジに多大な影響を与えていると思う。
このアルバムを支えるサイド・メンは全てミンガス門下生。ミンガスは彼等に譜面を配らず、部分部分を簡単にスケッチしてメンバーに渡し、ピアノで曲の解釈・構成をメンバーに伝える。その後で今度は曲のコードやスケールを説明する。次に一度演奏させ、二度目はミンガスが特別に指定した部分以外はコードやスケールを自由にする。そうやって曲をまとめていったらしい。黒人差別に激しく抵抗したミンガスも音楽では有能であれば人種に関係なく受入れ、お気に入りのトロンボーン、ジミー・ネッパーは白人だったし、2度の結婚も白人だった。
ひとつ笑ってしまうのは当時のライナーを書いている岩浪洋三氏のミンガスの表記があれほどミンガスが嫌がっていた『チャーリー』になっていることだ。『俺をチャーリーと呼ぶな、チャールズと呼べ』というミンガスの罵声が聞こえてくるようだ。
あの名曲が入っています! ジェフ・ベックが『ワイアード』でカヴァーした“GOODBYE PORKPIE HAT”のオリジナルが入っている名盤。何を隠そう、私もこのオリジナルが聴きたくて、JAZZを覚えたくて学生時代に入手したものです。現在再発されているものはヴァージョン違いで同一曲が複数楽しめますが、基本的に本作はコンセプトものでもなく、短い曲も多いため(当時ジャズワークショップにも力を入れてたそうで、聴きやすい所謂‘JAZZ’を意識していた時期かもしれません)、JAZZって何から聴いていいんだろう、あるいはミンガスそのものの入門という意味でちょうど良いと思います。ミンガスには他にも『直立猿人』等名作が多いのですが、結構難しく捉えられがちです。本作は前述の曲を聴いてみる、というような肩肘張らずに楽しめる作品だと思います。このアルバムに引き合わせたくれたジェフ・ベック、やはり偉大だ!当時はミンガスも車弄りながら聴いてたんだろうな…。
ミンガスのエッセンスが詰まっている1枚 この曲にはミンガスミュージックのエッセンスが詰まっている。 このアルバムは曲数からもわかるとおり1曲1曲は短い。 しかし、その(ジャズの演奏としては)短い時間の中でミンガスはその個性を見事に発揮している。 むしろ曲数が多いが故にミンガスミュージックの持つ多様性がかいま見られて面白い。 まず、はじめの3曲はブルーズである。全部ブルーズであるのに似たような曲は1つもない。 "Bird Calls"では楽音以外(この曲では鳥の鳴き声)を楽器で表現するというミンガスミュージック特有の表現も聞かれる。 また基本的に名曲揃いであり後々までミンガスの愛奏曲となる曲も多い。 ミンガスを聞いたことがない人にはミンガスを知るための1枚として、 ミンガスを好きになりつつある人にはもっと好きになるための1枚として、 ミンガスなんて嫌いだという人には誤解を解くための1枚として、 是非ともお勧めの1枚です。
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[ CD ]
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Booker 'n' Brass
・Booker Ervin
【Blue Note】
発売日: 1998-07-28
参考価格: 1,429 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 5,729円〜
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- 収録曲 - 1. East Dallas Spec... 2. Salt Lake City 3. Do You Know What... 4. L.A. After Dark ... 5. Kansas City 6. Baltimore Oriole 7. Harlem Nocturne 8. I Left My Heart ... 9. St. Louis Blues 10. L.A. After Dark ... 11. L.A. After Dark ...
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カスタマー平均評価: 0
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