JAZZジャズ名盤店

1. Lite Me Up!
2. Bomb
3. Gettin' to the Good Part
4. Paradise
5. Can't Hide Your Love
6. Fun Tracks
7. Motor Mouth
8. Give It All Your Heart

今回はハービーの事にふれず、
4. PARADISEではプロデュースにJAY GRAYDON、DAVID FOSTER、
JEFF PORCARO、BILL CHAMPLINなどが参加しています。
ハービーにフォスターは邪道かもしれませんが、
ポップス的に聞くなら、私は良い曲だと思います。
1曲だけですが、フォスター参加です。
聴けばスグにフォスターとわかりますよ。
5. CAN'T HIDE YOUR LOVEはプロデュースがNARADA MICHAEL WALDEN。
他にJERRY HEYやLARRY WILLIAMSも参加しています。
私はハービーも好きですが、フォスターも好きなのでこのアルバムは良いです！
ちなみにこれを書いてる今は日本盤は発売されてません。
とにかく一回聴いてみて
この作品に対する専門誌の酷評にだまされてはいけません。そりゃ、次の「フューチャーショック」があんまり成功しちゃったから影が薄いですけど。ですが、８０年代ブラコンとして、そしてクインシー＝テンパートン路線のひとつの完成型として（この作品も５曲がテンパートン作）非常に完成度の高いアルバムです。本家よりダンサンブルでのりがよく、きもちいいです。なんたってハンコック自身が２曲でボーカルまでとる（ボコーダーなし！）貴重なアルバム。聴く価値は十分にあります。
ハービー･ハンコックの異色作!?
もし、このアルバムにハービーらしさを求めるとするならば、多くの人は度肝を抜かれると思う。更にいえば、このレビューを書いている私自身、ハービー･ハンコックの作品として紹介することに躊躇しているくらいなのだ。

このアルバムは名義こそハービーの名前になっているが、その内容は多くが他人の作品であり、ボーカルも他人が歌い、ハービーはキーボード奏者として参加しているに過ぎないと言えなくもないからである。
けれど、駄作かといわれればアルバムとしてはとてもいい作品に仕上がっている。